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2024-04-20-Sat 09:15:23 │EDIT
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ゲイの息子 part2

2008-06-21-Sat 22:11:48 │EDIT
どうも、いるかパパです。
先日書いた記事の最後が少しいやらしい終わり方で失礼しました。

息子(いるか)の件で一時の間、ぎこちない空気が流れた我が家。
女性は強いですね。
女房は全てを受け入れた上で、明るく力強く日常を「普通に」過ごそうと
振舞ってくれました。結果的に、それにつられるようにして
時間はかかりましたが以前と変わらない、もしかするとそれ以上に
雰囲気の良い日常が戻ってきました。

正直、自分は同性愛というものについて未だ理解しきれておらず
全てを受け入れて話を聞けているかと言えば、まだまだ躊躇する
ことが多いのですが。

それでも落ち着いて息子の言動を見られるようになった、ある日のできごと。
・・・続きは折り込みで。
仕事が休みでのんびりしていたところ、いるかが弟を連れて
自分のもとにやってきました。
いつになく緊張している面持ちに、嫌な予感が。

「相談があるんだけど・・・」
息子の言葉にデ・ジャブを見ているような妙な心地を覚えながらも
心がけて落ち着いて「どうした?何かあったか??」と平静を保つ。

「○○(弟の名前)がね、クラスの男の子を好きになったって・・・」

眩暈を感じて思わず頭を抱えた記憶があります。
言葉が出ず、しばらくはため息と沈黙が続く中、自分が親として
父親として何が言えるのか考えていました。
ひとまず子供達を部屋へ戻らせて、夕食前に家族そろって
話をしようという事にしました。

二人の息子が、二人揃って同性愛者であった。

これはやはり親に何か欠陥があるのではないだろうか。
育て方や環境、もしかするとそれ以前の遺伝などの問題なのだろうか。
どう考えたら良いのか分からず、混乱したまま、それからの数日を
過ごしていました。

女房と話し合って、同性愛というものをネットや書籍を通じて勉強してみよう
という事になり、それからは沢山の本やホームページやブログを見ました。
息子達の話も聞こう。
まずは全部受け入れた上で、それがどういう事なのか色々話してみようと。

思春期を迎えた二人の息子が、素直に悩みを打ち明けてくれたことは
正直とても嬉しいことでした。反抗期特有の立ち振る舞いが無い訳では
ないのですが、特に母親とは仲の良い友達とするような会話をしているのが
多いのです。

自分も積極的に話を聞こうと時間を作るようになりました。
あれから2年ほど経っているのですが、今でも悩んでいます。
悩んではいますが、初めて息子が打ち明けた時とは随分変わりました。
当時の自分は、同性愛者であることが何らかの病気や欠陥のような
イメージを持っていたのです。つまりは「普通ではない」という認識です。

しかしながら、多くの方の本やホームページ、ブログを拝見してきて、
実際に息子達の話も聞いてきて、認識が変化してきました。
確かに一般的に多いタイプとは恋愛対象が異なるのでしょうが
ただそれだけのことなんだと。

息子達の将来を考えるとやはり不安も多くあります。
今現在でも、友達にそれを打ち明けたがために距離を取られるように
なってしまったり、時にはイジメを受けてしまうこともあるようで
親としては「周りには言わずに平凡に過ごして欲しい」と思ってしまう
事が多いのです。

特にいるかは誰にでもカミングアウトをしようとするので、
受け手の気持ちや今後の付き合いを考えて、必要な相手にだけすれば
良いのではないかと話しているところです。本人には本人なりの考えが
あるとは思いますが・・・

長くなりましたが、ほんの数年前の出来事です。
起きた事に対して感じたことを中心に書いてしまったので
読まれた方には少しも面白くない記事になってしまったと思いますが
父親として感じていること、疑問に思っていることをまた書かせて
いただこうかとも思っています。

皆さんのご意見やご感想もいただけると幸いです。
是非、声をお聞かせください!

by いるかパパ
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無題
いるかパパさん、こんにちは!読んでいて色々な思い感情が伝わってきました。私は現在、中3の長男、小2の長女、年長の次男の3人の母ですが、、、確かに「母は強し」なのかもしれません。やはり自分のお腹を痛めて産んだ我が子ですから、どうゆう子供でも可愛さは同じですよね、父親が可愛がっていないとかそうゆう変な意味はないですよ(^^;どちらも愛情は同じでしょうから、息子さん達の事を知った時もとまどったりしたのでしょうから…いるかパパさんのような心境になるのが親なら当たり前だと思いますし。でもそれを話し合える家族だから素敵な家族だと思います!私が自分の子供ら同性愛者だったら悩むかもしれません落ち込むかもしれません、ですが最後は理解したいと思います。守ってあげられるのは親の私達ですからね(^^;いずれ親は先立ちますが、その頃には子供達も自分達の居場所を見つけてればそれでいい。と考えるかもしれません…。偉そうな事ばかり言いましたが、なんだかよく分からないコメになりましたが会った事はありませんが私は、いるかさん家族が大好きです(*^^*)頑張って下さい!




てる2008-06-22-Sun 17:14:15EDIT
そうですよね!
てるさん、貴重なご感想ありがとうございます。
何かあったら「すぐ家族会議」というのが我が家では
定着しているので、そんな習慣が功をそうしたのかも
知れません。未だ悩みながらのことではありますが
てるさんが書かれた通り、一番近くで守ってやれるのは
親しかいないですからね。現実を受け入れて、前向きに
今後も考えていきたいと思います。
by いるかパパ
いるか│2008-06-26-Thu 14:27
はじめまして。
親として、とても正直な気持ちを書いた記事ですね。

私も「オトコは●●でなければならない」という概念に疑問を抱きながら生きてきたゲイですが、親に対しては申し訳ない気持ちを抱いています。
一般的な幸せ・・・いわゆる結婚とか孫の顔を見せる・・・といったことができませんしね。

これは尊敬するゲイライターの方の言葉で
「みんな、自分らしくあろうとすればヘンタイである」
というのがあります。

「普通」とか「常識」とかって、国籍や年代、性別によって違ってくるものだし、とても曖昧なものです。

「自分らしくあること」が、そんな「普通」に当てはまらないのは当然であるということですね。

でも、とくに日本ではまだまだ「普通」に当てはまらないことが「悪」だと判断されがちな風潮があるし、年代が上がれば上がるほどその観念は強固ですよね。

当事者としては、「わかってほしい」という気持ちはあるんですが、カミングアウトされた側(とくに親)にとっては、それが負担になりかねない(悩ませてしまうことも負担といえます)。

それに、自分と違うものを「理解すること」は易々とできるものじゃありません。

だから、いるかパパさんも無理に「理解しなくては」と思う必要はないと私は思ってます。

「理解」はできなくても、「知っていてくれること」「受け止めてくれること」だけで十分、マイノリティである者にとってはうれしいことなんですから。
桃井アロムURL2008-06-23-Mon 17:46:38EDIT
なるほど・・・
桃井さん、貴重なコメントありがとうございました。
非常に興味深く読ませていただきました。
いるかがあなたのファンだと、良く話を聞かせてくれます。
最期の一文を読んで少し気が楽になったように思います。
もっともっと自分も自然体で息子達のことを受け入れて
一緒に生きてみようと思いました。
他の方のコメントでも感じましたが、皆さん同じように
悩まれているのですね。
自分の拙い文章が、皆さんの参考に少しでもなれば
嬉しく思います。
執筆活動で活躍されているそうですが、自分の機会を見て
拝見しようと思っています。その時は感想を書かせて
いただきますね。
by いるかパパ
いるか│2008-06-26-Thu 14:46
無題
ありがとうございます。
でも、私の著書はたいして学ぶものないからなあ・・・笑

それより、カミングアウトする側とされる側(教師、親)の言葉が綴られたノンフィクション作品「カミングアウト・レターズ」が、今話題なのでお知らせしておきますね。
なにかしら参考になるかもしれません。
http://www.amazon.co.jp/%E3%82%AB%E3%83%9F%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%82%A2%E3%82%A6%E3%83%88%E3%83%BB%E3%83%AC%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%82%BA-%E7%A0%82%E5%B7%9D%E7%A7%80%E6%A8%B9/dp/4811807251/ref=pd_sbs_b_4
桃井アロムURL2008-06-28-Sat 16:46:51EDIT
いつもありがとですっ♪
早速パパりんにメールで伝えておきます(*^-^)b
でも、姐さんのブログ読んで興味深そうにしてたよぉ♪
ボクもその本、興味があるんでパパりんと読んでみようと
思ってまぁ~すっ☆
いるか│2008-07-02-Wed 11:22
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